結婚してみました

私がこのブログを始めたのは、結婚相談所に入会すると決めてお金を払ったからです。うまくいくかわかりませんが、どっちに転んでもそこそこ面白い展開になるかと思って。

登録にも色々時間がかかる

私が入会するP相談所の場合の入会審査書類は下記の通り。

 

-入会の契約書と付属サービスの申込書

-自分の人となりを記載するプロフィールシート

-身分証(免許証)、勤務先証明(保険証)、収入証明(源泉徴収票)、学歴の証明(卒業証書)、独身証明(戸籍謄本等)

-写真

 

このなかで、面倒くさいのが独身証明書。本籍と違う自治体に住んでいるが、本籍地の役所に請求しなければならない。自治体によるが、たいてい郵便でも請求できる。ただし、料金分の郵便小為替を同封する必要がある。

 

郵便局の窓口がやってる時間に行かねば郵便小為替はつくれない。会社のオフィスビルに郵便局でも入っていれば別として、独身でフルタイムで働いている人が郵便局に行こうと思ったら、勤務時間に休みを取らなければ無理である。P相談所は手数料を払うと手配代行してくれるらしいのでそうする。

 

次に悩ましいのが写真である。たいていの相談所には提携のフォトスタジオがあるらしく、今回は入会と同時にヘアメイクスタジオとフォトスタジオいずれも紹介してくれ、予約も全部相談所のほうですませてくれた。

しかし、子どもの頃の七五三以来そんなとこ行ったことないから、楽しみもありつつ緊張する。正直、自分の容姿に著しくコンプレックスがあるので、なるべくなら写真なんか撮りたくないが、写真がないと始まらないようだ。

 

R相談所は以前、白い服で写真に映るのが良いと言っていたが、P相談所は白はぼやけるので赤とか青とか明るめのはっきりとした色が良いとのことだった。グレーや黒などはやめた方がいい様子。

 

それにしても、本当に写真を撮るのが嫌である。年も取っていて、どちらかといえば太っている私が、どうにか多少マシに見えるように頑張るにも限界がある。ブスはつらい。

 

でも、昔の写真を見て最近思うのが、当時自分がひどく深く心の中で思っていたほどそこまで私が見苦しいかと言われたら、そこまででもなかったのではないかということ。美人ではないが、別に汚らしくはないし、まん丸な顔が嫌だったが、今思えば健康的にも見える。少なくとも勘違いしているようなキモい写真はない。それでもいつも私は、自分の容姿はひどいと思っていたし、やっぱり今現在やっぱり醜いと感じる。もしかしたら、10年たったときにまた今を振り返って、当時自分が思うほど本当はブサイクじゃなかったのかも、卑屈でもったいなかったな、なんて思うのだろうか。

 

しかし、たくさんの綺麗な女性たちに並べられたら、明らかに見劣りして私は選んでもらえない気がする。肌のたるみもひどい。だけども、もしかしたら私を見て安心感を持ってくれる人くらいはいるかもしれない。ただそれだけのことで、私と結婚までしようと考えてくれる人はいないかもしれないけど…

 

ただ結局のところ、最後に選ぶのはたった1人なので、全員に好きになって貰う必要はないと言い聞かせて、がんばるしかない。

 

あーあ、やだやだ。華やかに着飾って写真を撮るなんて、昔から嫌だった。豚に真珠とわかっていながら、気取って写真を撮るなんてなんと恥ずかしい。恥ずかしがってもいられないけど、やはり自分はイタイと感じる。