がん検診の結果の電話の続き
医師からの電話の後、ネットで、どれくらいの確率で悪性なのか、そもそも子宮体がん検診でわかることはなんなのか調べてみたがよくわからない。
とりあえず、何年にもわたって同じ婦人科でずっとみてもらっておいて本当に良かったと思った。もしガンだったとしても昨年保険に入っておいてよかったとおもった。あと、主人と出会い、このタイミングでちゃんとがん検診に行き、先生に、念のため体がん検診もやっておこうと半ば強引に言われてよかった。
あと、仮にがんだったとして、主人にがんが見つかるよりは、私がなるほうがよいとおもった。そしてこれまでは、仕事か子供かと迷っていたけど、このまま子宮摘出だとか、そういうことになるならば、せめて子どもを1人で良いからほしいと強く思うようになった。
私はとても優柔不断で、あれもしたいこれもしたいと決めきれなかったけれど、今したいことは、やっぱり主人を大事にしたいということ。陰性だったとしたら、主人にわがままをぶつけてきた戒めだなと心得て、1日1日大切に生きなければいけない、と感じた。
そんなことを思いながら、電車でうるっとしてしまった。あの涙はなんの涙なのか。